About Us

【対談】安藝さんとカホタン後編
PROFILE
安藝社長×カホタン(後編)
新卒採用
2012年入社

グッスマのこれまで、そしてこれから。(後編)

今回は代表取締役社長の安藝貴範さん、そして入社12年目で企画部のカホタンさんにお話をうかがいます。

社長、そして新卒採用一期生。異なる立場から長らく最前線でグッスマを牽引してきたお二人に、グッスマのこれまでの道のり、組織カルチャー、そしてこれからの展望について対談形式でお届けします。(全二回)

カホタンの「入社理由」

安藝(以下、安藝):
そもそもカホタンはなんでグッスマに入社しようと思ったの?

カホタン:
実は、就活する際に決めていたことが2つありまして。

1つ目は「日本的な何かに関わりたい」ということ。2つ目は、なんとなく普通の会社は自分には向いてないな、と思いまして。(笑)
なので旅館などの「おもてなし系」、映像制作などの「エンタメ系」を中心に就活していました。
グッスマを見つけたのは「エンタメ業界」でふわっと求人サイトで検索していたら、たまたまヒットしたんですよね。

社名は知らなかったし、フィギュアとかも特に持ってないしなぁ、と思っていたら、ふと家にあった涼宮ハルヒのねんぷち(ねんどろいどぷち)を見つけて「この会社の商品じゃん!」ってびっくりして。とりあえず説明会を受けに行ってみようと思ったんです。

安藝:
「ねんぷち」きっかけでの入社、作戦通りですね。(笑)

カホタン:
説明会ですごく印象的だったのが、説明が終わった後に社員の皆さんが和やかに談笑していたこと。すごくいい会社なんだろうなぁ、と思ったことを覚えています。

説明会後、いざ面接を受けると「普段どういう事をしてるの?」とか談笑して終わってしまって。
本当にこれは面接だったのかな、大丈夫かな・・とすごく不安になった事もありました(笑)

安藝:
確かに、当時の面接を振り返ると楽しくお話したなって記憶がありますね。
カホタンはお話が上手で、ちゃんとしているなって印象を当時から持ってました。

安藝社長 / カホタンの「仕事のこだわり」

カホタン:
最近は、自分の仕事にちゃんと誇りがもてるかどうかをお仕事をするとき基準にしようと考えてます。
色々と突き詰めて全力を出しきったみたいな仕事を重ねていった方が、未来で見返した時に「あの頃の自分頑張ってたな」って本当に思えるなと。

入社して数年の間、右も左もわからない中、とにかくガムシャラに頑張ってました。
振り返ると、あの時はただがむしゃらに仕事をしてただけなのですが、その気持ちが大事だな、やれる事は全力でやった方が絶対に未来の自分に褒められるな。って感じています。

「振り返ったときに、誇れる仕事をしたい。」これが私の仕事のこだわりですね。

安藝:
いい心構えですね。

仕事をする上で大切なのは、まずは「これをやる」と意思決定をすること。そして、その意思決定を「正解にする」までやり切ること。

例えばグッスマが初めてSUPER GTに参戦すると意思決定した時。当然ながら素人集団で、最下位からのスタートでした。

でもチャンピオンは実際に存在しているわけだし、目指すべきものが明確なら、そこに至るまでのステップも分かるはず。あとは勝つまでやめないで、粘って粘って、意思決定を「正解にする」までやり切る。

仕事を成功させる上で、これはシンプルなメソッドかなと思います。

カホタン:
ステップが明確にわからない中で意思決定をする場合もあると思います。その場合はどう考えたら良いですか?

安藝:
意識したいのは「判断を早くする」ために「アクションを多く・早くする」こと。

例えば「POP UP PARADE」というフィギュアシリーズを立ち上げた時。正直、やってみないとお客様に受け入れられるかわからなかった。

その時に、例えば1個ずつ商品を出していくと判断するまで5年かかるとして、一気に商品を出せば1年で判断できるかもしれない。良いか悪いか早く決めるためにアクションを多く、大きめのリスクをとる。これはグッスマのスタイルにもなっていると思います。

グッスマが求める人物像

安藝:
カホタンが入社した頃はまだまだ会社の認知も低くて、「勇気を出して飛び込んできてくれる」人が多かったんです。

でも会社のフェーズも変わって、すでに商品も多くの方に知っていただいているし、会社の仕組みも整ってきています。働く場所として期待されることも変わってきていると思います。

それでもなお、「グッスマで一旗あげたい!」「好きなことに没頭したい!」と飛び込んできてくれる人がいると嬉しいですね。

そのためにも、何かしら情熱を捧げられる好きなこと、得意なことを持っている方。そしてそれをわかる形でアウトプットしてくれる方。そんな方と一緒に働きたいです。

カホタン:
そうですね、やはり「アウトプットできる人」は強いな、と仕事をしていて感じます。

あとは「変換できる人」。

仕事って、もちろん楽しいことだけじゃなくて大変なこともあるのですが、そんな時でも発想の転換をして、「この仕事はいつかこう活かせる」といったようにちょっと先の未来のことを考えて気持ちを変換できると、どんな仕事も一生懸命になれるのかなと思っています。

安藝:
せっかくエンタメの世界に飛び込んでくるなら、「あんまり仕事を選ばない方がいい」というのが持論です。だって、全部面白いに決まっているじゃないですか(笑)。

全ての仕事が、必ずお客様を喜ばせることに直結するし、誰かの期待に応えるというのは必ず楽しいこと。

どんな仕事でも、必ず誰かを喜ばせられる。そう捉えてどんな仕事にも向き合える人は、アウトプットも自ずとついてきますし、成長も早いです。

カホタン:
グッスマには、本当に色んな好き・得意を持った人がいますよね。

安藝:
そうですね、様々な人が必要だと思っています。グイグイ仕事を進めるタイプもいれば、コツコツと拘って仕事をするタイプもいる。

共通してグッスマで価値を発揮しやすいのは、なんでもいいから得意なもの・好きなことがある人ですね。

得意なことや好きなことが複数あると更にいいですね。
公認会計士の資格を持っていて、かつ、ものすごくアニメオタク。そんな人がいたらグッスマは最高の職場ですよね。(笑)
そんな人に、ぜひ飛び込んできていただきたいです。

グッスマが描く今後の展望

カホタン:
個人的な目標としては、もっと多角的にグッスマを知ってもらう入口を作りたいと思っています。最近はブログやX(旧Twitter)だけでなく、月3回のYouTube配信も始めましたが、それもその活動の一環です。

グッドスマイルカンパニーという会社は、フィギュアだけじゃなくて、アニメもあれば、モータースポーツ事業もある。そして色んな人が集って働いている。そんなグッスマの魅力を楽しんでいただけるきっかけを作っていきたいです。

安藝:
グッスマを創業した頃に比べて、趣味の世界、ポップカルチャーの世界は本当に複雑化・多様化しました。「楽しいものがありすぎる」時代です。

なのでエンタメのビジネスは非常に複雑化しましたし、そのエリアの中で面積感を広げる難易度も上がりました。様々な領域に対してアプローチをしていかなくてはいけません。

グッスマは映像コンテンツをヒットさせたいし、フィギュアやぬいぐるみを買ってよかったと思って欲しい。ゲームで遊んで欲しいし、旅行先での行き先として選んで欲しい。

色んな機会を通して親近感を持っていただき、一言で言うなら「ライフスタイルブランド」として世界中でグッスマの認知を引き上げていくのが今後の展望です。

これまで様々な領域で種まきをしてきたことが実り始めて、いよいよ収穫期になってきています。準備はできているので、あとは社員の皆さん、そしてこれから入社いただく皆さんの活躍次第です。

応募してくださるみなさんへのメッセージ

カホタン:
この対談記事を読んでくださってる人は、何かしらグッスマに興味を持っていただいている人だと思います。

そんな皆さんに自信を持って言いたいのは「グッスマの仕事は楽しい!」ということ。

先ほど「仕事は楽しいことばかりじゃない」と言いましたが、やっぱりグッスマのあらゆる仕事は人を喜ばせるもので、それは自分の喜びにも変わります。

私はグッスマに入社する前と後で「仕事に対する概念」が変わりました。どんな会社の仕事にも楽しさはあると思いますが、グッスマには仕事の楽しさを実感している社員が多いと思います。

ぜひ臆することなくチャレンジいただき、一緒に楽しみましょう!

安藝:
この記事が掲載されているコーポレートサイトには、色んな社員のインタビュー記事や動画がたくさんあります。

それぞれ色んな個性を持って仕事をされていますが、会社とマッチしている社員の皆さんに共通しているのは「仕事を楽しんでいる」こと。そして「ポップカルチャーを世界に広げていく」というミッションに共感してくれていること。

日本だけじゃなく、アメリカや中国など海外でも、みんなポップカルチャーが大好きで、互いにリスペクトしあいながら仕事を日々やっています。

私たちの目指す先はまだまだ果てがなく、人種や国籍を超えて、世界中にグッスマのサービスがこれからも広がっていくと信じています。そしてその過程には、様々な仕事のチャンスがあると思います。

ぜひサイト全体を見ていただいて、私たちと一緒に仕事したいなと思っていただける人は応募いただけると嬉しいです。

取材記事:オープンキッズベース株式会社 小縣